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雨漏りで天井にできたシミを放置すると危険?起こり得る二次被害とは?

お役立ちコラム

更新日:2023/09/22

9月も下旬に差し掛かりましたが、連日の大型台風の襲来に自宅に雨漏り被害が発生してしまったとお悩みの方も多いのではないかと思います。雨漏り被害をその場で対処をしてなんとか大雨や台風を乗り切ったと思っても、今度は雨漏りした部分が乾いてシミになっているなんてこともあります。また長年雨漏りなどによる天井のシミを放置してしまっていて、雨が降った際などふとした時に気になって仕方ない。シミがどんどん大きくなっていっている気がして気になる。そんな方もいらっしゃるかと思います。今回はそんなお悩みをお持ちの方々に向けて、自宅にあるものを使ってできる、雨漏りで天井にできたシミの取り方について解説していきます。

天井のシミを放置するとどうなる?

気になる天井のシミですが、シミがあるだけでは私生活に影響がないことも多く、天井のシミの存在に気付きながらも放置してしまう方は意外にも多いです。しかし、天井のシミは放置することでさまざまななトラブルが発生する可能性があるため、今現在天井のシミにお悩みの方は放置するリスクも知っておくことが大切です。ここでは、天井のシミを放置することで発生する可能性のあるトラブルについて解説をしていきます。

雨漏りが進行して建物が傷む

天井のシミの多くは、雨漏りが原因で引き起こされています。そのため、シミを放置するということは雨漏りを放置するということになってしまうのです。天井のシミが小さいと雨漏りは大したことがない、と思ってしまいがちですが実際は中を見てみないと被害の程度は分かりません。室内側から見て小さなシミであっても、屋根裏などでは大規模な雨漏りが発生していたなんてことも珍しくはありません。天井のシミを放置することで見えない部分で雨漏り被害が進行してしまうことがあります。

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害虫・害獣の被害に遭いやすくなる

例えば雨漏りが台風による飛来物による屋根や外壁の破損で発生している場合、その隙間から雨だけではなく体の小さな害虫や害獣が侵入してくる経路となることがあるのです。特に自然に近い住宅地などでは、アライグマやハクビシンなど犬や猫サイズの小動物が中に入り込んでしまうケースも実際に起きています。害虫ではシロアリ被害が特に深刻で、気付いた時には木材の大部分を食べられてしまっていたなんてこともあり得ます。天井のシミひとつでまさか、と思われる方も多いですがこうした害虫・害獣によるトラブルがあることも知っておきましょう。

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カビが発生しやすくなる

屋根裏や外壁の隙間などは、換気効率が悪いため雨漏りしてしまうことにより、ジメジメとした空間になってしまいます。こうした環境を好むのが、カビです。カビは高温多湿な環境を好み、水垢などを養分として繁殖するため、雨漏りを起こした住宅の屋根裏や外壁などは繁殖しやすい場所なのです。カビにもさまざまな種類がありますが、そのほとんどが人体に有害で、長期的に吸い込むことでアレルギーを引き起こすことがあります。喘息の引き金となったり、重症化し肺炎になってしまうこともあり、持病や抵抗力の弱い子供、高齢者にとっては命を脅かす存在でもあります。

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雨漏りのシミを取り除く方法

天井のシミを放置することで、さまざまなトラブルが発生する可能性があると知っていただけたかと思います。しかし中には「今急いで天井のシミだけどうにかしたい」「来客があるからシミだけでもすぐに対処して雨漏りは後から対処したい」など、事情があり天井のシミを先に修理したいと考えている方もいらっしゃるかと思います。そのためここでは、天井にできてしまった雨漏りのシミを自分で取り除く方法について解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。

塗装を行う(難易度★★☆)

ここからは少し難易度が上がります。色付きの天井の場合は漂白剤を使用すると白くなってしまって見栄えが悪くなってしまうため、塗料を用意して塗るという方法もあります。塗料はホームセンターやインターネット通販などで入手することができるため手軽ではありますが、特にインターネット通販の場合購入した塗料の色と既存壁の色が合わなかったなんて失敗もありますので注意が必要です。また塗装を行って時間が経つとシミが浮き出てくる場合がありますので、シミ止めも一緒に買うことをおすすめします。シミ止めは塗料を塗る前に塗りましょう。

張替えを行う(難易度★★★)

今回ご紹介する中では一番難しいと感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、シミが付いてしまった部分の天井のクロスを張り替えるという方法もあります。シミ部分を切り取るので上手に張り替えることができれば一番見栄えよく仕上がります。天井のクロスを選ぶ際には新規クロスと既存クロスが浮かないように気を付ける必要があります。クロスは劣化し汚れるものですので例えば白いクロスといっても既存クロスとの色の取り合いに気を付けなければなりません。新築当初選んだクロスと同じクロスでは浮いてしまう可能性もあります。そのためクロスのサンプルを取り寄せて照らし合わせるとクロス選びの失敗を防ぐことができおすすめです。クロスの張替え方法は、まずはカッターでシミが付いた部分のクロスを取り除きます。切り取る形は新規クロスを張替えやすいよう四角形にすると便利です。既存クロスを残らないようにしっかり剥がしたら、パテで下地処理を行い、その上から新規クロスを貼り完了です。

雨漏りによる天井のシミを全て自分で対処するのは危険!

雨漏りでできてしまった天井のシミを、自分で対処する方法についてお話をしてきました。DIY作業に慣れているという方は、比較的難易度が高い作業も「自分ならできそう」と思われた方も多いのではないでしょうか。しかしプロの業者の目線で見ると、実は雨漏りによる天井のシミは自分で対処しない方がいいことの方が多いです。ここではなぜ雨漏りで発生した天井のシミを自分で対処するのは危険なのか、自分で対処してしまった場合に起こりうるリスクについても解説をしていきます。

雨漏りの根本的改善にならない

雨漏りでできてしまった天井のシミを、自分で対処する方法についてお話をしてきました。DIY作業に慣れているという方は、比較的難易度が高い作業も「自分ならできそう」と思われた方も多いのではないでしょうか。しかしプロの業者の目線で見ると、実は雨漏りによる天井のシミは自分で対処しない方がいいことの方が多いです。ここではなぜ雨漏りで発生した天井のシミを自分で対処するのは危険なのか、自分で対処してしまった場合に起こりうるリスクについても解説をしていきます。

怪我をする可能性がある

天井のシミの修理は、天井部分ですので高所作業になります。脚立を使って両手で作業を行うのは、バランス感覚が必要ですし、万が一バランスを崩して落下してしまえば怪我によっては命の危険もあります。室内における高所作業は屋根に登ったりなどするよりも安全に見えますが、実際はこうした怪我のリスクが常に付きまといます。そのため、できれば自分で行うのではなく慣れている業者に依頼する方が安心です。

思うような仕上がりにならないことがある

一度付いてしまっている天井のシミを、他の部分になじませたり、きれいに修理するのはDIYに慣れている方であっても実は難しい部分です。そのため、しっかりと手順を踏んで作業をしたとしても、思うような仕上がりにならないこともあります。住宅の環境によって同じクロスを使っていても、黄ばみ具合や劣化具合はそれぞれ異なるものです。そのため漂白剤や塗装を用いた修理では、既存のクロスに上手く馴染まずきれいに仕上がらないこともあります。逆に手を加えることで目立ってしまうリスクもあるため、シミの修理は業者に依頼した方がきれいに仕上がることが多いです。

どんな業者に依頼すればいい?

初めて業者に依頼するという方であれば、どんな業者を呼んでいいか分からない方も多いかと思います。雨漏りの原因を特定するためには、内側の雨漏りの修理だけではなく屋根や外壁工事などに精通した業者を選ぶことをおすすめします。雨水が侵入している箇所の対処ができなければ内側ばかりを綺麗にしても状態は悪化する一方です。チラシや広告だけで判断せず、依頼したいと考えている業者がどんな業者なのかをしっかり調べて確認するようにしましょう。また初めての依頼であれば複数社から見積もりを取ることをおすすめします。そうすることである程度の費用相場が分かり、悪徳業者に騙されないための対策にもなります。選び方のコツを以下の記事でもご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。

◎合わせて読みたい記事!
雨漏りした時の修理業者の選び方! 悪徳修理業者を見分けるコツとは?
https://www.elife-home.net/column/akutoku/.html

助成金・保険金を検討されている方はこちら

最初は天井の小さなシミから依頼した修理、気付けばその原因が屋根や外壁にあり大掛かりな工事になってしまいそうで修理を迷っている、という方に是非活用していただきたいのが助成金や保険です。無制限で使えるというわけではありませんが、該当する住宅であれば使わない手はありません。以下でそれぞれについて詳しく解説をしておりますので、是非参考にしてみてくださいね。

合わせて読みたい記事!
屋根修理の助成金が受け取れるって本当? 費用を抑えて賢く屋根修理をしよう!
https://www.elife-home.net/column/joseikin/.html

リフォームローンを検討されている方はこちら

上記に該当しなかったという方でも、諦めるのはまだ早いです。屋根や外壁など雨漏り修理でお金が一気にかかってしまい支払いに困ってしまう、また手持ちのお金を計画的に使用していきたいという方にはリフォームローンがおすすめです。こちらも以下の記事でご紹介しておりますので、雨漏り修理の費用に悩んでいるという方は活用されてみてください。

◎合わせて読みたい記事!
雨漏り修理はリフォームローンが使える! 急な出費に備えて覚えておきたいローン事情
https://www.elife-home.net/column/reform/.html

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