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外壁塗装の工事はリフォームローンを活用して賢く行おう! 急な工事もこれで安心!

お役立ちコラム

更新日:2022/12/02

住宅のメンテナンスは内装外装問わず、意外にも多くの箇所で必要になりますよね。家は使い続ける限り劣化や消耗をしていくものですので、当然のことと言えば当然のことです。定期的なメンテナンスに備えて工事費用を貯蓄している、なんて方も多いかと思いますが、工事スケジュールは必ずしも計画的にいくとは限りません。例えば台風などによる被害で急に工事が必要になったため支払いが厳しい、子供が増えたので手元のお金を残しておきたい・・・など、家庭の数だけさまざまなライフスタイルがありますので、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。しかし外壁塗装を怠ると雨漏りなどの被害を招く可能性があり、放置しておくこともできませんよね。そんな時に役に立つのがリフォームローンです。今回は外壁塗装の工事費用でお悩みの方に向けて、リフォームローンの賢い使い方について解説をしていきます。

リフォームローンとは?

リフォームローンという言葉でなんとなく想像できるかと思いますが、リフォームの際に支払う必要のある工事費用を期間を決めて分割し、一度に支払う金額を少なくする目的のローンのことです。一般的にリフォームにかかるどのような工事にも対応しており、またリフォームローンにはいくつかの種類が存在しています。どのくらいの工事費用になるのか、どのくらいの期間での返済を希望しているのかなどによっても合うリフォームローンは変わってきます。急いでいるから手当たり次第に申請、というのは危険な選び方ですので注意しましょう。

ローンには「有担保」と「無担保」がある

ローンを組む際には担保がある「有担保」と担保がない「無担保」の2種類から、まずは種類をひとつ選ぶことになります。担保とは万が一返済が滞った際に返済金の代わりに差し出す資産や代わりに返済を行う保証人のことを言います。

有担保ローンの特徴
有担保は担保がある分信用が高く、借用金額も限度額が高く設定でき低金利での借り入れができます。また返済期間も有担保ローンは比較的長期間で組むことができます。住宅を建てた時や車購入時など、高額な金額の物はこの有担保ローンであることがほとんどです。高額な金額のローンとしては使いやすいローンですが、審査機関が約1ヶ月程度で申請の際の書類もたくさんあり手間がかかります。住宅ローンは一般的にこちらの振り分けになります。

無担保ローンの特徴
無担保は担保がないローンのため信用が低く、借入金額は低金額で金利が高いという特徴があります。また比較的短期での対応となりますので、長期的な返済プランを考えている方には金利が高いこともあり向きません。ただし審査が最短30分とうたっているローン会社もあるほど結果が早く、ほとんどの場合身分証明書や収入証明だけで住みますので手間もかかりません。今すぐに融資を受けたい、急いでいるという方はこちらのローンを選ぶことが多いです。

リフォームローンは「有担保」と「無担保」どちら?

リフォームローンは基本的には「無担保」です。しかし商品名を確認すると有担保のリフォームローンも存在していることがあり、インターネットの情報を見て「一体どちらなの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。正確に言うとリフォームローンには、無担保型も有担保型も両方存在しています。ただし一般的な住宅の規模の外壁塗装工事であれば、無担保型のローンを組むことが多いです。賃貸などではなく所有している住宅のリフォームローンとなれば、住宅というものが十分な資産があるとみなされることが多いため、無担保でローンを組むことが可能となります。ただし既にローンを完済している、または多額なローン費用が必要になった場合はこの限りとは言えません。ローンを借りたい方の経済状況や所有資産、工事費用やタイミングなど人によってバラバラであるため一概に「無担保の方がいい」とも「有担保の方がいい」とも言えません。返済で生活が困窮するなどの無理がないよう、しっかりローン計画を立て、担当者ともしっかり話し合いを行って決めていくようにしましょう。

リフォームローンの金利の種類

金利には高い低い以前に、金利を確定するベースとなるものが3種類存在しています。ローンを組む際にどんな金利を採用しているのか知っておくことはとても大切です。なぜなら金利は支払金額にも影響してくるものだからです。事前にしっかり知識として学んでおくことで、ローン借り入れ後に「こんなはずじゃなかったのに」「支払金額が高くなる可能性を想定できていなかった」といった失敗を防ぐことができます。

変動金利型

変動金利型とはローンを借りている期間で、半年に一回金利が見直されるものを言います。こう聞くと「半年後に支払金額が変わる可能性があるの?」と思ってしまうかもしれませんが、そういうわけではありません。金利は半年に一度見直されるものの、返済額は5年に一度となっておりますので半年毎に返済額が変わる心配は必要ありません。また「5年後、金利状況によってはかなり高額なお金を支払う必要があるのではないか」と不安になってしまうかもしれませんが、金利による変動で支払う金額の最大値は直前の1.25倍までと決まっています。そのためいきなり莫大な請求がくる、という心配はいりません。

メリット
・変動がなければ利息が少ない
・過剰金利を抑えることができる

デメリット
・適応金利が上昇した場合は総支払額が増えてしまう
・金利上昇が続くと元金が減りにくい

全期間固定金利型

固定金利型は返済が終了するまで一定の金利での返済ができるもののことを言います。金利変動に左右されないため、家計を圧迫せず返済計画が立てやすい金利タイプです。代表的な商品としては「フラット35」というものがあり、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して取り扱っている住宅ローンです。テレビコマーシャルなどでも宣伝しているため聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。返済期間に絶対に金利の影響を受けたくない、という方はこちらのローンを組まれることも多いです。

メリット
・低金利に借り入れたら総額がかなりお得になる
・長期的な安定性があり返済プランが立てやすい

デメリット
・将来の金利変動によっては他の金利タイプより高くなる
・一般的にどの金利タイプより高金利の設定になっている

固定金利期間選択型

固定金利選択型とはある一定期間ずっと金利が固定であるもののことを言います。固定期間は、2年、3年、5年、10年、20年・・・などの中から自分で選ぶことができます。ただし期間が長くなるほど金利が高くなるという特徴があります。

メリット
・固定期間中の金額が一定なので返済計画が立てやすい
・固定期間終了後は自分で金利の種類を選び直すことができる

デメリット
・原則金利の種類の変更はできない
・固定期間終了後に金利が上がっていたら返済額が増える

外壁塗装工事でローンを組むメリット・デメリット

ローンを提供している会社や銀行は、ローンという商品を売ろうとメリット面を強く宣伝していますが、どのような商品にも必ずメリット・デメリットの両方の面が存在します。ローンを組んでから「失敗した!」とならないためにも、上記のトピックスでご紹介した金利別のメリット・デメリットをしっかり踏まえた上で、全体的なローンに対するメリット・デメリットを学んでおきましょう。

メリット①:急な出費もカバーできる

冒頭でも触れましたが、外壁塗装のメンテナンス計画をしっかり立てていても必ずしも計画通りになるとは限りません。計画していたメンテナンスがくる前に台風などの天災や、思わぬ雨漏りなどの影響で計画にないタイミングで工事が必要になることもあります。今すぐ修理しなければならないというタイミングで修理費用が出せないからと放置してしまうと、雨漏りの影響などで二次被害に発生する可能性もあり、更に修理が対規模になってしまうこともあります。このような状態に置かれた場合はローンを組んで修理することで被害拡大を防ぐことができ、急な出費に家計が圧迫される心配もありません。

メリット②:手元にお金を残しておける

外壁塗装は高額な金額になることが多く、手元にあるお金で解決しようと考えると、何か急な出費が必要になった際に出せないなんてことにもなりかねません。またお子さんの進学や老後のための資金としてある程度はまとめて手元に残しておきたい、なんて方もいらっしゃるかと思います。どんなタイミングで現金が必要になるかも分かりませんので、生活防衛費として残しておきたいという方もいらっしゃるかと思います。そういった方々にとって分割して支払いをしていけるローンは、生活や将来のためにも是非活用していきたいものですよね。

デメリット①:金利がかかる

いくら低金利であったとしても元々の費用にプラスで金利代がかかりますので、トータル費用はローンを組んだ方が多くかかってしまいます。トータルの費用をできるだけ安くしたい、自分にとってプラスにならないお金は払いたくないと考える方であれば、ローンは「嫌なもの」と感じてしまうかもしれません。もちろん中には手元のお金で払えるからローンは借りない、という方もいらっしゃいますし、大きい金額だからと必ずしも借りることが正解とも限りませんので家庭の経済状況に合わせて臨機応変に対応していくのが必要となります。

デメリット②:借入額には限度がある

限度額を超えての融資は受けることができませんので、万が一工事費用が限度額以上になった場合は手元のお金から支払う必要があります。一般的な外壁塗装工事にいたってはそこまで心配する必要はないですが、思ったよりも雨漏りがひどく大規模な工事が必要になった、など予測できない事態もあります。どうせローンを組むならあれもこれも・・・と色々追加をしたくなる気持ちもありますが、借入額は無限ではないんだということを忘れないようにしましょう。無理な返済計画にならないよう払える範囲で必要な工事を依頼するようにすると安心です。

リフォームローンの申請の流れ

他のローンと比べてリフォームローンは比較的申請しやすいローンです。中にはWEB申請が可能なローンもありますので、忙しいという方にとっても負担は少ないです。ここではリフォームローンの申請の流れについて解説をしていきますので、これから申請したいと考えている方は一緒に確認していきましょう。

仮審査申し込み

申し込みたいと考えている金融機関の店舗か、ホームページのWEB申請欄から仮申し込みを行います。個人情報の入力があるため、安全性のためご自分のPCなどから行うようにしましょう。仮審査は当日のうちに分かるものから数日かかるものまでありますが、一般的にはすぐに結果が届きます。結果は登録しているメールアドレスなどから確認できます。

本審査申し込み

仮審査通過をすると、次は本審査申し込みを行います。本審査では仮審査の時より詳細な情報が必要になります。提出書類は一般的にどのリフォームローンでも同じで、以下の書類となります。

・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・工事の見積書や請負書など、工事を証明できるもの
・収入証明書(住民税決定通知書、課税証明書、確定申告書など)

銀行などでの金融機関であれば上記の書類が必要になることが多いですので、予め用意しておくとスムーズです。本審査では3日~1週間ほどの時間で結果が届きます。内容によっては店舗での手続きが必要な場合もあります。

契約手続き

本審査通過すると、今度はリフォームローンの契約手続きといった流れになります。

・ローン契約書
・ローン用の口座振替依頼書

などの書類を記載して完了です。契約書類に関しては金融機関側が準備していますので、指示に従って記入するだけです。中にはWEBで契約手続きまで完了できるリフォームローンもありますが、しっかり話を聞いて決めたいと考えている方はどこかのタイミングで店舗に行くことをオススメします。

融資

最後に融資を受けて完了です。指定した口座に入金されますので、金額に相違がないかしっかり確認しましょう。ここまででリフォームローンの申請の流れは完了です。住宅ローンの契約手続きを経験した方にとっては「意外と簡単」と思われるのではないでしょうか。ただし簡単に融資を受けられるため「お金を借りている」という感覚が鈍りやすく、必要以外の工事を依頼してしまうなんてことも起きやすいです。今必要な工事を返済プランをしっかり考え、生活を圧迫しないような返済プランを立ててから慎重にリフォームローンの洗濯を行うようにしましょう。

まとめ

イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。