ブログ

【関東版】外壁塗装に向いている季節はいつ? メンテナンスのタイミングも解説!

お役立ちコラム

更新日:2024/01/08

外壁は、住宅の印象を左右する重要な役割があります。また、紫外線や雨風などの天候から住宅を守るうえでも欠かせない存在です。そんな外壁ですが、住宅の見栄えや機能性を保つために、定期的に塗装を行ってメンテナンスをしていく必要があるのをご存じでしょうか。また、外壁塗装には向いている時期が存在するのをご存じでしょうか。外壁塗装に向いている時期を知っておくことは、外壁塗装の仕上がりやその後の機能性にも影響するため、今後メンテナンスを検討している方には是非抑えていただきたいポイントでもあります。今回は、そんな外壁塗装に向いている季節について、関東地方の気候を基に詳しく解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。

外壁塗装に向いている季節と向いていない季節の違いは?

冒頭でも触れたとおり、実は外壁塗装には向いている季節とそうでない季節が存在します。もちろん一年を通してできない季節がある、というわけではありませんが、失敗を最小限にするためには計画段階から向いている季節に時期を合わせてスケジュールを組んでいくことがオススメです。では、外壁塗装の向いている季節はいつなのか、また向いていない季節とはどう違うのかについて、関東の平均的な気候に基づいて詳しく解説をしていきます。

向いている季節は「春秋」

外壁塗装に向いている季節は、春と秋です。気候の変化などにより近年は春と秋の体感季節が狭まってきているという問題点はありますが、春と秋は一般的に外壁塗装のメーカーが公表している、外壁塗装に向いている条件を満たす季節でもあります。外壁塗装のメーカーが公表している条件というのは、「気温が5℃を超える日」「湿度が85%未満の日」「天候が良好で結露などが発生していない日」の3つです。この条件を満たすのが、関東では主に春と秋の気候となります。また春は梅雨入り前の備えとして、秋は台風後のケアとしての意味合いもあり、依頼が増える時期です。

気象庁 東京都の2022年度 月ごとの詳細値

引用:気象庁 東京都の2022年度 月ごとの詳細値

向いていない時期は「夏冬」

関東地方で、外壁塗装に向いていないのは夏と冬です。夏と冬は、外壁塗装のメーカーが公表している3条件を満たす日が少なく、台風や降雪などで天候が安定しないことがあります。関東でも12月中旬頃から雪が降る年もあるため、降雪地帯のような警戒は不要ではあるものの注意しなければいけない季節です。また天候の悪化などにより工期が伸びるリスクや、年末年始の業者の休みなどが重なり工事がスムーズにいかないこともあります。外壁塗装は塗膜と呼ばれる層を乾燥させて2~3層に分けて塗装を行っていく作業がメインとなりますが、夏や冬は塗膜が乾燥しにくい環境下になることが多く、仕上がりにも悪影響を及ぼすことがあります。もちろん業者も季節によって差がでないよう努めていますが、タイミングが悪く悪天候にさらされてしまうと、仕上がりが悪く性能が落ちるリスクがあるのです。

こんな症状が出ている場合はすぐにメンテナンス依頼を!

ここまで関東地方の気候に基づいて、外壁塗装を実行するのにオススメな季節についてお話をしてきました。外壁塗装に向いている時期があると、初めて知った方も多いのではないでしょうか。またこれからタイミングを見て、ベストシーズンにメンテナンスを依頼しようと考えている方も多いかと思います。しかし、既に雨漏りや劣化が進行している外壁は、季節に合わせるのではなく今すぐメンテナンスを行った方がいい場合もあります。そのためここでは、季節問わずすぐに対処した方がいい緊急性のある外壁の症状について解説していきます。

クロスのシミや浮き

天井や壁のクロスにシミや浮きがある場合は、既に雨漏りが発生している可能性が高いです。雨漏りによるシミや浮きの場合は、該当箇所のクロスが茶色になり目立ちやすくなります。雨漏りと聞くと屋根からではないのか、と思われる方も多いかと思いますが、劣化や破損した外壁から雨水が入り込むこともあります。特に横殴りの雨などでは外壁に雨水が侵入しやすいため、台風の後などに外壁が原因で雨漏りに発展するケースが多いです。

◎合わせて読みたい記事!
雨漏りで天井にできたシミを放置すると危険?起こり得る二次被害とは?
https://www.elife-home.net/column/simi.html

ひび割れ(クラック)

外壁を見た時に、ひび割れがある場合は注意が必要です。クラックと呼ばれるひび割れは、外壁の劣化により引き起こされる症状のひとつです。ひび割れの深さが3mm以下の場合、特に急いで対処する必要はないと言われていますが、ひび割れが3mmを超える場合はひび割れ部分からの雨漏りリスクが高くなります。ただし見た目だけでは正確に3mmのラインを見極めることができないため、ひび割れを見かけたらプロの業者に連絡をすると安心です。

◎合わせて読みたい記事!
外壁にクラックが発生する原因とは? 見つけた場合どうすればいい?
https://www.elife-home.net/column/crack-2.html

塗膜のふくれ

ひび割れなどが原因で塗装部分の内側に雨水が入り込んでしまうことで、内部で蒸発して塗膜を押し上げ、塗装部分をはがしてしまう現象をふくれと呼びます。この塗膜のふくれが発生していると、膨れ部分に水が流れ込んでしまったり、放置することで雨漏り被害につながるリスクが高まります。そのため外壁に塗膜のふくれがある場合も、プロの業者に連絡して修理をしてもらうようにしましょう。

◎合わせて読みたい記事!
外壁にふくれが発生する原因は? 見つけた場合どうすればいい?
https://www.elife-home.net/column/%e5%a4%96%e5%a3%81%e3%81%ab%e3%81%b5%e3%81%8f%e3%82%8c%e3%81%8c%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%81%99%e3%82%8b%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%80%80%e8%a6%8b%e3%81%a4%e3%81%91%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88.html

外壁塗装を行うタイミングはいつ?

外壁塗装は、定期的なメンテナンスが必要であるものの、数ヶ月単位など短期スパンで行っていく必要のある工事ではありません。そのため、外壁塗装に向いている季節を知っておくことももちろん大切ですが、外壁塗装を行う適切なタイミングについても覚えておく必要があります。最後に、外壁塗装のメンテナンスが必要なタイミングについて解説して終わります。

10年~15年に一度

外壁塗装の一般的なメンテナンス頻度としては、10年~15年に一度がいいと言われています。そのため、まずは10年~15年を目安にメンテナンスを実施するようにしましょう。ただし関東地方でも湾岸エリアは、塩害などにより一般的な劣化スピードよりも早い場合があります。外壁の劣化状況をチェックしつつ、本文中でご紹介したようなトラブルを発見した場合には10年~15年経過していなくても早めのメンテナンスを実施するようにしましょう。

外壁修理歴がある場合は5年~7年に一度

今お住まいの住宅が、過去に外壁から雨漏りしていたり、劣化に伴う修理などの履歴がある場合は5年~7年に一度のスパンでメンテナンスを行いましょう。メンテナンスと言っても、業者が行っている点検を依頼して必要があれば修理や外壁塗装を行えばいいので、5年~7年に一度必ず外壁塗装が必要になるというわけではありません。お使いの塗料のグレードによっても持ちや必要なメンテナンス頻度は変わりますし、関東地方の中でも立地環境には大きな差がある地域もあります。そのため、あくまで目安として覚えておくようにしましょう。

不安な場合は年に一度

業者によるメンテナンスは、毎回足場を組んで大掛かりな工事をするわけではありません。まずは現地確認を行い、必要があれば見積もりを作成して都度対応していく形となります。そのため、雨漏り履歴や築年数がたっているなど不安要素がある方は、年に一度簡単な点検を行ってもらうのもオススメです。実施している点検内容や費用などは業者によって異なりますので、お住まいの地域の業者で対応してくれる業者を調べて確認しておきましょう。

まとめ

イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。