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梅雨入り前に行うべき雨漏りの対策とは? メンテナンスするなら今!

お役立ちコラム

更新日:2024/06/26

5月のゴールデンウイークが終わると、日本特有の梅雨が訪れます。この時期は天候が不安定で、憂鬱な気分になる方も多いですよね。また、梅雨の連日の雨で雨漏り修理の依頼が急増します。屋根や外壁の劣化が進んだ家屋は長時間雨にさらされると突如雨漏りが発生することがあり、過去に雨漏りの履歴がない住宅でも梅雨時に初めて雨漏りが起こるケースも多いです。そこで今回は梅雨前に適切な雨漏り対策を確認して、これからの梅雨の時期に備えて住宅を雨漏りの被害から守りましょう。

雨漏りの原因とは?

今まで雨漏りを経験したことがないという方にとっては、雨漏りがなぜ発生してしまうのか、イメージしにくい部分化と思います。そのため、ここではまずは雨漏りの原因について解説をしていきます。基本的な部分ではありますが、知っておくと今後の予防にも役立ちますので、是非知識として覚えておくようにしましょう。

建物の劣化

雨漏りは、主に屋根や外壁部分から建物側に雨水が侵入することによって発生します。また、入り込んでしまう原因として、屋根や外壁の劣化があげられます。屋根や外壁は、いい性能のものを使っていたとしても必ず劣化していきます。新築時にいい性能の屋根や外壁材にしたからと、メンテナンスを怠ってしまう方もおりますが、適切なメンテナンスを行っていなければ、雨漏りが発生するリスクは当然上がります。

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飛来物などによる破損

突発的な強風や台風の影響により、飛来物が屋根や外壁、雨樋などに当たってしまい、雨漏りにつながる破損をしてしまうことがあります。一見問題ないように見えても、部分的な破損をしていれば、その部分から水が室内に流れ込みます。特にこの時期は春一番と呼ばれる強風により、飛来物が住宅に当たって修理が必要な状態であるケースはよくあります。そのまま修理をせずに梅雨を迎えてしまうと、今の時点では問題なくても、長期間続く雨の影響を受けて、雨漏りにつながる可能性は十分にあります。

バルコニーからの浸水

屋根と外壁以外にも、実はバルコニーから雨漏りするケースがあります。バルコニーは外部に剥き出しになる構造である分、雨漏りをしないよう防水工事と呼ばれる、雨水を建物内に入れないようにするための処理が行われています。しかし、バルコニーの排水にトラブルが発生したり、バルコニーの防水層が劣化により破損を引き起こすことで、バルコニーから建物内に雨水が入り込んでしまうことがあります。バルコニーから浸水した場合、建物の重要な構造体に被害を及ぼすだけではなく、バルコニー下が居室になっていれば居室にそのまま雨漏りすることがあり、被害が拡大します。防水層に問題がなくても、排水トラブルが発生すると、バルコニーがプールのようになってしまい、バルコニーから室内に雨水が流れることもあります。

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梅雨入り前に行うべき雨漏り対策とは?

雨漏りの原因について知っていただくことができたかと思いますが、雨漏りはしっかりと対策しておくことで、雨漏りそのものを防ぐこともできますし、万が一雨漏りが発生しても最小限の被害で済みます。では、具体的に梅雨入り前の今の時期に、どんな雨漏り対策を行えばいいのでしょうか。5月末から梅雨に入る地域もありますので、早めの対策が何よりも一番大切です。是非実践してみてくださいね。

業者によるメンテナンス

一番は、業者によるメンテナンスを行うことです。「雨漏りしていないのにプロの業者にわざわざ頼む必要があるのか」と疑問に思われる方も多いかと思いますが、雨漏りする前に行うからこそ雨漏りを防ぐことができるのです。プロの業者に依頼すると費用がかさむと思われる方も多いですが、実は雨漏りをしてから業者に頼む方が、結果として修理費用がかさみメンテナンスを行うよりも高額になることがほとんどです。ですので、梅雨に入る前にはプロの業者にメンテナンスしてもらい、雨漏りしそうな場所はないか、修理が必要な場所がないかの点検をしてもらうようにしましょう。また、バルコニーの防水工事も同様で、雨漏りを起こしてしまう前にメンテナンスしてもらうようにしましょう。

業者に依頼する前に自分でできる雨漏り対策には、目に見える範囲での外壁や窓枠、バルコニーなどの雨が侵入しやすい部分のセルフチェックです。外壁の劣化が始まっている場合は、クラックや剥がれ、膨れといった目立った症状が出始めますので、劣化症状が出始めた頃に早めに業者に修理依頼をしておくと安心です。逆に劣化症状が出ていない場合で前回からのメンテナンスから日が浅い場合は、急いでメンテナンスをする必要がないこともあります。その他に、窓枠の歪みや亀裂、バルコニー床面のクラックやコケなども劣化の症状の目安となります。屋根は自分で確認することが難しいですが、屋根以外の部分は比較的セルフチェックしやすいため、外に出たついでなどに見てみるようにしてください。

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早めの修理を行う

修理が必要な場所がある場合は、梅雨入り前に早めの修理を行うようにしましょう。外壁のひび割れ、屋根の部分的な損壊、バルコニーの劣化など、修理が必要な部分を認識してはいるものの、今現在困っていないからと後回しにしてしまう方はとても多いです。しかしこうした修理が必要な個所は、他の場所に比べて雨に対する耐性も低く、梅雨により雨漏り被害に発展することは珍しくありません。また、修理には現地調査と見積もりをする時間の確保も必要であるため、まだ梅雨入りまで時間のある今の時期に修理のために動き出しておくと、余裕を持って修理日程を組むことができます。

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雨樋や排水口の掃除

梅雨に限ったことではありませんが、バルコニーの雨樋や排水口には落ち葉やチリなどが溜まって、雨漏りの原因につながることがあるとお話をしました。こうした雨漏りは、定期的に雨樋や排水口を掃除することで、防ぐことができるものです。雨樋に関しては自力で掃除することが難しい場合もありますので、業者にメンテナンスついでにクリーニングを依頼するなどして対処してもらうようにしましょう。排水口は自力でも掃除ができる部分ですので、落ち葉やチリなどを取り除き、排水口から雨水を流せるように定期的に掃除することを心がけましょう。また梅雨の時期でも、バルコニーの排水口に排水不良が生じていないか、こまめに確認しておくと安心です。

外壁の掃除も、自分でできる範囲であれば積極的に行った方がいい部分です。外壁の掃除では、散水用のホースや家庭用高圧洗浄機、外壁用ブラシを使用することで手の届かないような外壁の汚れもきれいに落とすことができます。外壁にはチリやホコリ、換気扇からの油汚れが付着しやすく、放置することで外壁の防水性などの機能性を低下させてしまいます。外壁の機能性が低下すると外壁は雨漏りや害虫の被害を受けやすくなるため、自分で掃除をして外壁の汚れをきれいに落とすことも大切です。ただし無理はしないようにしましょう。また高圧洗浄機は、水や外壁の汚れが近隣に飛び散ってしまい近隣トラブルやクレームにつながりやすいため、不安がある場合はプロの業者に任せてしまった方が安心ですよ。

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メンテナンスを安く済ませる方法はある?

梅雨入り前の今の時期、いかにメンテナンスが大切かを知っていただくことができたかと思います。メンテナンスは雨漏りを予防するために行うものですので、何年もメンテナンスを依頼していない、あるいは新築依頼何も手を付けていないという方は、是非この機会にメンテナンスを検討してみてくださいね。では、そんなメンテナンスですが、実は足場を組むと1回あたり足場代だけでも15万円~20万円ほどが相場となっており、非常に高額です。ここに更に人件費やメンテナンス費用などが上乗せになるため、メンテナンスを戸惑ってしまうという方も少なくないかと思います。そんな高額なメンテナンスですが、安く済ませる方法があるため、最後のメンテナンスを安く済ませる方法を解説して終わります。

相見積もりを行い予算に近い業者を探す

メンテナンスであっても、足場代が発生するメンテナンスであれば高額になるため、相見積もりは必ず行うようにしてください。最低2社、余裕があるという方は3社行っておくと、費用の相場感をつかむことができ、より予算に近い業者を精査することもできます。ただし、注意が必要なのが「安すぎる業者」です。近年報告されている屋根・外壁塗装などの悪徳業者の特徴としては、破格の見積もりや広告を出しているという共通点があります。そのため他の業者と比べて明らかに安すぎる場合は、安いことに納得できるよっぽどの理由がない限りは避けることをオススメします。

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足場が発生するメンテナンスはまとめて行う

足場が必要になる屋根や外壁のメンテナンスは、一度に済ませると、足場代も一回分しかかからないためその分安くメンテナンスを済ませることができます。屋根と外壁のメンテナンスを一度に行うためには、どちらも同じ業者に依頼する必要があります。そのため、業者を選ぶ際には屋根と外壁を一度にメンテナンスできる業者を探すようにすると、費用を安く抑えることができます。是非実践してみてくださいね。

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これからの梅雨の時期に向けて、雨漏りの修理やメンテナンスで業者を呼びたいと考えている方も多いかと思いますが、業者はどの業者でもいいというわけではありません。特に近年は、修理やメンテナンスをうたって近づいてくる悪徳業者の被害も増加傾向にあるため、こちらから業者に依頼する際も注意しなければいけません。そこでここでは、雨漏りの修理やメンテナンスで業者を呼ぶ際に注意したいことについて解説していきます。

信頼できる業者なのかは、口コミを参考にすることができます。口コミには、業者のサービスを受けた人にしか分からない情報だったり、業者の様子について書かれていることが多いです。そのため依頼前に確認しておくと、依頼する業者が本当に信頼できる業者なのかチェックすることができます。ただし口コミは個人の感想によっているため、厳格な評価基準があるわけではありません。いい口コミも悪い口コミも、すべて鵜呑みにしてしまうのではなく、あくまで判断材料のひとつとして情報収集しておく程度にとどめましょう。

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技術はもちろんのこと、業者の対応をしっかり見ておくことも大切です。先ほど触れましたが、相見積もりを行うことで、金額だけではなく業者の対応の違いについても確認することができます。業者にもさまざまなタイプがあるため、自分に合う業者を探す必要があります。的確なアドバイスだけが欲しい人もいれば、とことん寄り添って工事内容を決めていきたいという人もいます。自分がどんな業者を求めているか整理しながらも、相見積もりの時の対応を見て自分に合う業者なのか、また対応は丁寧かどうか見極めましょう。

必ず行っていただきたいのが、依頼する前に業者のHPを見るということです。業者のHPにはさまざまな情報が公開されており、業者の住所や代表、また連絡先などが書かれています。連絡を取りたいときにすぐに連絡できる環境にある業者がどうか、電話の受付体制なども見ておくといいですよ。その他には、業者が後悔している過去の実績なども見ておきましょう。過去の実績では、業者の工事内容や経験量を見て確認することができるため、業者の技術力を見極めるためには必要な情報となります。

まとめ

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