皆さんは外壁塗装のメンテナンスを依頼する際に、どのように業者を探していますか？ 顔見知りの工務店に依頼するという方や、既に関係を築けている業者がいるという方であれば探す手間は必要ありませんが、これから初めて「メンテナンスを依頼したい」と考えている方にとっては、どのように外壁塗装業者を探していいか悩んでしまいますよね。外壁塗装は面積が広い分高額になりやすく、できる限り安く済ませたいから自分で業者を探したいという方も多いのではないでしょうか。また探している際に気になるのが、その業者の「評判」ですよね。今回は外壁塗装業者の評判を調べる方法と、評判を元に優良業者を見つけるコツについて解説をしていきます。是非最後までご覧くださいね。
外壁塗装業者の評判を調べる方法とは？
まずは外壁塗装業者の評判を調べる方法について解説していきます。インターネット検索をすると外壁塗装業者のホームページや広告は、たくさん表示されますが、その評判はなかなか見つけにくいものですよね。中にはサクラといって、お客であるように装って異様にいい評判を記載している・・・なんて場合もあるため、評判を調べる時も慎重になる必要があります。正しい評判を調べるために、これからご紹介する方法をひとつだけではなく、2つ以上組み合わせて複数の手段で情報を得ると、より信憑性が高い評判を得ることができます。
口コミサイトを確認する
まずは一番手軽な、口コミサイトを確認するという方法です。インターネット検索で【外壁塗装 口コミサイト】と入力することで、一度に多くの関連口コミサイトが検索できます。大手口コミサイトほど上位に表示される傾向にありますので、ひとまず2つ以上の口コミサイトで、依頼したい業者を検索して口コミを確認しましょう。ただし口コミを確認する際に会員登録手続きが必要になる場合がほとんどですので、ダイレクトメールがたくさん来てしまうといったこともあります。サイト登録時や登録後、必要のないダイレクトメールは届かないよう設定するなどすると、ストレスなくサイトを利用できます。
SNSで評判を検索する
SNSで評判を検索してみると、中には口コミが書かれている投稿などがあり、業者の評判を調べる際に参考になる場合があります。ただし悪い口コミを広めるために、わざと目立つように口コミを投稿している場合もあります。SNSが悪い口コミだけしか書かれていない、発信元のアカウントが普段使われておらず怪しい雰囲気がある、などの場合は業者の評判として鵜呑みにするのは避けましょう。その他に今は企業がSNSを利用して顧客を集める時代になってきているため、業者自らが情報発信していることもあり、業者の雰囲気やお得情報などをSNSで得ることもできます。
外壁塗装をした経験のある近隣住民に聞く
近隣住民に外壁塗装の経験がある方がいれば、どのような業者に依頼したのか、金額はどのくらいかかったか聞いてみるのもオススメです。家の大きさが同じくらいであれば、金額の相場をなんとなく把握することもできます。近隣住民には声をかけにくい・・・という方は、親族や友人に聞いてみるのもいいかもしれません。またいい業者出会った場合、紹介してもらうこともできます。聞き込みをするのは少し面倒だと感じるかもしれませんが、評判だけではなく有益な情報を得ることもできます。
外壁塗装業者の評判を確認する際、気を付けるポイントとは？
外壁塗装業者の評判を確認する方法はいくつかありますが、その際に気を付けなければいけないポイントもあります。業者の良い口コミも、悪い口コミも内容を確認せず良し悪しだけで判断してしまうと、「聞いていた評判と違った」と感じてしまうことがあります。では外壁塗装業者の評判を確認する際に、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。詳しく解説をしていきます。
口コミは個人の感想だという点を忘れない
どんないいサービスでも、100人全員がよかったと答えるものが存在するかと言われると、なかなかそういったものは存在しません。同じサービスを受けていたとしても、受け取り手によっては印象が違います。例えば工事に関して事細かに説明をしたという状況があったとしても、受け取り手によっては「分かりやすく工事内容についても理解できた」と思う方もいれば、「説明が長くて工事内容もよく分からなかった、工事に対する不安があった」と思う方もいらっしゃいます。そのため口コミをそのまま鵜呑みにしてしまうのではなく、「そう感じる人もいたんだな」と一度自分の頭で整理することが大切です。
追加費用が発生しているか確認をする
口コミを確認する際に注意したいのが、工事費用についてです。外壁塗装は相場はあるものの建物の大きさや、使用しているグレードによって金額に差が出てきてしまうため、口コミから費用相場を知るのは難しいです。「工事費用が高かった」という口コミでも、必要な工事を行っていて適正価格ということもありますし、一概に高い低いは判断できません。しかし追加費用が発生しているかどうかは、よく確認する必要があります。例えば「契約後に必要な工事だからと工事費用を上乗せされた」「見積もりの時の金額と違う」といった口コミがある場合は注意が必要です。追加費用を後から請求するというのは、悪徳業者が頻繁に行う詐欺手口のひとつです。また気付かないだけで工事も手抜きされていたという可能性もあり、こうした工事費用についての口コミがある場合は対象の業者を避けるようにしましょう。
ニーズが似ている口コミを確認する
「少しでも安くしたい」という目的を持って外壁塗装を探している方が、「お金は気にしないから、とにかく腕のいい業者がいい」という目的で外壁塗装業者を依頼している方の口コミを見ても、あまり参考にならないという場合が多いです。もちろん安くて技術力が高い業者がいい、というのは多くの方が共通して持っている希望であるとは思いますが、口コミを見る場合は「外壁塗装業者に何を一番求めているか」を明白にし、ニーズに合った目的に一番近い口コミが多い業者を選ぶと評判とのズレを最小限にすることができます。全部100点満点がいい、というのは難しい部分ですので、優先順位を付けて業者選びをしましょう。
優良業者を見つけるためには、評判以外にも確認する必要がある！
家電製品や食事などのサービスにおいて評判だけで判断して購入する、選ぶ、という方は多いかと思います。もちろん評判がいいに越したことはありませんが、外壁塗装のように「住む場所」に関わるものは、評判以外にもしっかり確認していただきたい点があります。文中でも触れましたが、外壁塗装で失敗してしまうと雨漏り被害に繋がる可能性があり、建物に大きなダメージを与えてしまうことになります。ダメージを受けた範囲や場所によっては、雨漏りにより床が抜けて怪我をしてしまったり、天井が崩れてしまったりと、日々の生活の安全を脅かす事態にもつながります。そのため外壁塗装業者を選ぶ際は、評判だけではなく業者そのものをしっかり判断する必要があります。最後に外壁塗装において優良業者を見つけるために、業者選びの際に是非チェックしていただきたいポイントを解説していきます。
塗装に関する資格の有無
外壁塗装は資格がなくても工事することが可能です。しかし初見の業者である場合、その業者の塗装技術を見抜くのは非常に難しい部分があります。そのため外壁塗装に関する「塗装技能士」などの資格を保有しているか、依頼する前に確認しておくと安心ですよ。資格があるからいい業者である、ということではありませんが、資格があることで業者に一定の知識・技術力があることの証明になります。また資格の有無と同時に、現場作業員が資格を保有しているかまで確認しておくことをオススメします。会社に資格を持っている人がいても、肝心の作業する人が知識が浅く技術力もない、となってしまうとせっかく資格がある業者を選んでも、思い通りの結果が得られなかったということになってしまいます。
◎合わせて読みたい記事！
外壁塗装に資格は必要？ 依頼する前に一度確認を！
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見積もりが適切であるか
見積もりが詳細で、単価が分かるものを出してくれる業者を選ぶようにしましょう。既に触れている内容ですが、悪徳業者の手口のひとつに、見積もりの詳細を記載せずに後から追加費用を求めてくるというものがあります。こうした悪徳業者は、見積もりの段階で材料費や人件費などをまとめて「工事一式」のように記載していることが多く、後から「この住宅は独特な外壁になっているから」と、それらしい理由を付けて追加費用を請求してきます。あまりに高額な材料費であれば見積もりの段階に避けることができますし、後から請求された場合でも材料費などが記入されていればおかしい金額を請求される、といったことを防げます。しかし簡潔に見積もりがまとめられてしまっている場合で詳細の確認をしていない場合、見えていない金額のため業者の儲け分を異様に多く含んだ費用を言われてしまう、工事の内訳が分からず確認できない、などといったトラブルにつながってしまいます。見積もり段階で業者をしっかり見極めることが大切です。
◎合わせて読みたい記事
防水工事の見積書、正しい見方とは？ 騙されないために気を付けたいこと
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大幅な値引きや契約を急かしてこないか
外壁塗装は、塗料のグレードや住宅の規模によっては100万円以上かかる場合も多いです。そのため契約は慎重に行いたいものですが、「今すぐ契約で割引します」「今修理しないと危険ですよ」などと言って、その場で契約を急かしてくるような業者は注意が必要です。優良業者であれば、危険性がある場合はその旨をしっかり説明し修理を勧めることはあっても、無理にその場での契約を急かしてくるといったことはしません。「なんだか強引だな」「契約を今すぐ決断させたがっているな」と感じた場合は、一度断るようにしましょう。今すぐ修理が必要だという場合も、応急処置で対応し相見積もりを依頼するなどして、修理を依頼する業者を決めるようにしましょう。
外壁修理のトラブルに遭遇してしまったら、どうしたらいい？
慎重に対応したつもりでも、「業者の圧に逆らえずに契約してしまった」「支払った金額が後になって高額だったのではと思っている」とトラブルに遭遇してしまった方もいらっしゃるかと思います。また工事中に近隣とのトラブルに発展してしまった、ということも考えられます。そんな時は、国民生活センターや最寄りの消費者センターに連絡をするようにしましょう。似たようなトラブルでどのような対処を行ったか、どのようにすればいいかなどを教えてもらうことができます。またクーリング・オフ制度についても適応になる場合、詳しい方法や手続きについて教えてもらうことができます。
◎消費者庁HP／被害にあったら
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/damage/
消費者庁が公開している上記の被害にあった場合の対応策なども、合わせて確認してみてくださいね。最寄りの消費者センターが分からないという方は、消費者ホットラインに「188番」をするとつながります。音声案内に従うと、最寄りの消費者センターにつながりますので、どこにかけていいか分からないという方は是非参考にしてくださいね。電話のかけ方については消費者庁のホームページにも記載があります。
まとめ
イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。
