汚れや衝撃に強く、バリエーションが豊富なことから人気がある「クッションフロア」、ご存じの方や現在お使いになっている方も多いのではないでしょうか。クッションフロアを取り入れることで得られるメリットも多いですが、フローリングやタイルと比べてやや寿命が短いなどのデメリットも存在します。そのため、生活しているうちに変色や凹みなどの劣化症状を感じることも多く、適切なタイミングで張り替えのリフォームを行う必要があります。しかし、クッションフロアの張替えリフォームの内容は費用はどのくらいかかるのか、知らないという方やリフォームを検討しているため気になる方も多いかと思います。そこで本記事では、クッションフロアの張替えの内容やその必要性、また工事にかかる費用について詳しく解説をしていきます。記事の最後の方では、当社での施工事例も記載していますので、ぜひリフォームの参考にしてみてくださいね。
クッションフロアの劣化症状とは？
クッションフロアの劣化症状は、意外と見落とされてしまいやすいものも含まれます。そのため、リフォームするべきタイミングを逃してしまっている方も多いです。そこでここでは、クッションフロアの劣化症状について一緒に見ていき、自宅の床に同じような症状が出ていないか確認をしましょう。
表面の傷や擦り切れ
クッションフロアは弾力があり衝撃に強い一面を持ちますが、長期間使用することで表面に傷ができたり、擦り切れが発生します。フローリングやタイル材よりも傷ができた時は目立ちやすく、擦り切れなどから大きな傷に広がっていくこともあります。
表面の凹み
クッションフロアが劣化すると、傷や擦り切れの他に、凹みが発生することがあります。クッションフロアの凹みは、長期間家具を置いていることの重みで発生することもあれば、単純に物を落としてクッションフロアが凹んでしまうケースもあります。物を落とした場合では、落としたものの重さやクッションフロアの素材によっては、新しいクッションフロアでも凹む場合があるため注意が必要です。長期間使い続けていると凹み部分が目立ちやすくなり、水回りなどでは凹みに水が入り込んでしまうこともあります。
汚れやカビの付着
丁寧な掃除を心がけていても、クッションフロアが劣化するとクッションフロアの表面の汚れが取れにくくなったり、凹みなどから水が入り込んでカビを発生させてしまうことがあります。特にカビは一度できてしまうと、広範囲に広がる可能性があるため注意が必要です。
浮きや剥がれ
長期間クッションフロアを使うことで、下地付近に湿気が溜まったり、下地から接着剤が剥がれてしまうことで浮きや剥がれが生じることがあります。湿気による浮きの場合は、そこからカビが発生することもあるため、注意が必要です。また一部分のクッションフロアが剥がれていると、そこから更に足や物などを引っかけたり、ペットがいれば爪などが引っかかることで更に被害が拡大することもあります。
クッションフロアの張り替えはなぜ必要？
クッションフロアが劣化すると、さまざまな症状が現れることを知っていただけたのではないでしょうか。しかし、ちょっとくらい劣化症状が現れても気にしないという方もいらっしゃるかもしれません。そこでここでは、クッションフロアの劣化症状が発症した場合なぜ張替えが必要になるのか、その理由について一緒に見ていきましょう。
劣化の拡大を防ぐため
劣化により擦り切れや膨れなどが発生している場合、生活によって発生する摩擦などで更に劣化部分が悪化していく可能性があります。早い段階で対処していれば劣化部分を最小限に防げたかもしれない一方で、放置することで劣化部分が拡大し、クッションフロア全体が傷んでしまう可能性が高まります。劣化の拡大を最小限にするためには、早めに該当するクッションフロアの張替えが必要になります。
怪我を防ぐため
クッションフロアが劣化により膨らんでいたり、めくれているような場合は、そのうえを歩いた時につまづいて転んでしまうなどの怪我をするリスクがあります。特に小さいお子さんや足腰の弱い高齢者のご家族、床で生活をしている犬猫などのペットは、こうしたクッションフロアの劣化症状で怪我をする可能性が高くなるため注意しなければいけません。
アレルギーを防ぐため
クッションフロアの劣化でカビが発生している場合は、住んでいる人がカビの胞子を吸い込むことでアレルギーを発症する可能性が高まります。カビは人体にとって有害な物質であるため、呼吸器系の持病などを持っている方は特に悪化しやすく注意が必要です。
清潔感を維持するため
クッションフロアは劣化すると色あせが発生しやすく、床がくすんで見えてしまうことがあります。またペットの臭いがしみついてしまうことや、尿が染みついてしまうことがあります。こうした状態を放置してしまうと、清潔感が失われてしまったり生活臭や異臭が強くなってしまうことがあるのです。そのため、クッションフロアが劣化した場合は早めの張替えが大切です。
クッションフロアの張替えにかかる費用は？
記事を読んで、「我が家もクッションフロアの劣化が目立つから張替えをしよう」と検討している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、工事を行うためにはまずは予算を知っておく必要がありますよね。そこでここでは、クッションフロアの張替えにかかる一般的な費用相場についてお話をしていきます。選ぶ床材や施工面積によってもちろん金額に差は出ますが、予算を計画する際の目安としてぜひ参考にしてみてくださいね。
クッションフロアの張替え費用
クッションフロアの張替え費用相場としては、2,500円～3,500円程度となっています。ただしペット専用の厚みのあるクッションフロアを採用する場合は、更に単価が1,000円程度あがるため、3,500円～4,500円程度の費用で見ておくようにしましょう。ペット専用のクッションフロアは、一般的なクッションフロアと比べて0.5mm程度厚く、弾力があり衝撃にも強い商品が多いです。抗菌性や防臭効果に強い商品もあります。実際にサンプルなどに触れてみて確認するのもオススメです。ペットがいる場合は、ペット専用のクッションフロアにすることでペットの足腰を守ってくれるメリット面があります。ペットがいないご家庭では、一般的な厚みのクッションフロアでも問題なく過ごせます。
クッションフロアの耐用年数
費用と同時に抑えておきたいのが、耐用年数ですよね。他の床材と比べたり、コストパフォーマンスの比較をするのには、耐用年数をしっかりと把握しておく必要があります。クッションフロアは他の床材と比べて耐用年数は比較的短く、10年程度が一般的です。性能がいいものや少し高価なクッションフロアであれば、15年程度持つものもあります。ペットがいる家庭では定期的な張替えをふまえたうえでクッションフロアを選択するのもいいですし、部分的な施工にして費用の負担を抑える方法もありますので、業者と相談するようにしてみてくださいね。
弊社のクッションフロアの張替え施工実例をご紹介！
クッションフロアの張替え費用や耐用年数も、知っていただくことができたかと思います。しかし、「いまいち張替え工事のイメージが湧かない」という方も多いかと思いますので、最後に弊社のクッションフロアの張替え施工実例をご紹介します。施工前と施工後の比較写真を載せておりますので、イメージもしやすいかと思います。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
施工実例①：床の軋みの改善とクッションフロアの張替え工事
八街市にお住まいのお客様、床の軋みに悩まれているご様子でした。ご要望としては「床の軋みを直してほしい」ということで、弊社の工事担当者が現場確認をさせていただきました。その結果、床の軋みの原因が床の土台部分の劣化によるものでした。床の土台部分の補修をするために、古くなっていた既存の床材を取り除き、しっかりと補修を行ったうえで新しいクッションフロアを使って張替え工事を行いました。既存の壁紙などにも馴染む色合いのクッションフロアで、床の軋みも改善され素敵な廊下に生まれ変わりました。
◎合わせて読みたい記事！
八街市 CF貼り替え・下地補修八街市
https://www.elife-home.net/work/%e5%85%ab%e8%a1%97%e5%b8%82%e3%80%80cf%e8%b2%bc%e3%82%8a%e6%9b%bf%e3%81%88%e3%83%bb%e4%b8%8b%e5%9c%b0%e8%a3%9c%e4%bf%ae%e5%85%ab%e8%a1%97%e5%b8%82%e3%80%80.html
施工実例②：内装全体およびクッションフロア張替え工事
渋谷区に物件をお持ちのお客様からのご要望で、貸し出し用のお洒落な内装リフォームをさせていただきました。壁紙張替え工事、ダイノックシート貼りと一緒に、クッションフロアの張替え工事も実施いたしました。同じ間取りでも、内装リフォームを行うことでとても明るくお洒落な空間に仕上がりました。クッションフロアの張替え工事は、単体でももちろんお洒落にできますが、内装一式を行うことで更にリフォームのよさを引き出すことができます。
◎合わせて読みたい記事！
渋谷区 壁紙・CF貼り替え・ダイノックシート貼り工事
https://www.elife-home.net/work/%e6%b8%8b%e8%b0%b7%e5%8c%ba%e3%80%80%e5%a3%81%e7%b4%99%e3%83%bbcf%e8%b2%bc%e3%82%8a%e6%9b%bf%e3%81%88%e3%83%bb%e3%83%80%e3%82%a4%e3%83%8e%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%88%e8%b2%bc%e3%82%8a.html
施工実例③：洗面所交換とクッションフロアの張替え工事
西東京市にお住まいのお客様から、洗面所の交換とクッションフロアの張替え工事のご依頼をいただきました。既存の仕様やグレードと大きく変えてはいませんが、設備を新しい物にするだけでも洗面所の雰囲気が一新しますね。水が床に飛び散ることの多い洗面所では、水に強いクッションフロアにすることで掃除を楽にすることができます。クッションフロアも既存に近いデザインや色味にしているため、今までと同じイメージのままではありますが、さらに使いやすい水回りになりました。
◎合わせて読みたい記事！
西東京市 脱衣場CF貼り替え・洗面化粧台交換
https://www.elife-home.net/work/%e8%a5%bf%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e5%b8%82-%e8%84%b1%e8%a1%a3%e5%a0%b4cf%e8%b2%bc%e3%82%8a%e6%9b%bf%e3%81%88%e3%83%bb%e6%b4%97%e9%9d%a2%e5%8c%96%e7%b2%a7%e5%8f%b0%e4%ba%a4%e6%8f%9b.html
まとめ
イーライフでは経験豊富なアドバイザーが、専門的なこともわかりやすくご説明します。パックプランをご用意しているので、追加料金が発生する心配もありません。もし他社の見積もりがあればご持参ください。当社との見積もりの見比べやご相談にも対応可能ですので、是非お気軽にご連絡ください。
