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【施工例あり】お風呂のリフォームを安く行う方法は?大家さんにもオススメ!

お役立ちコラム

更新日:2024/08/05

「低予算でお風呂場の雰囲気を変えたい」「清潔感を出したい」このようなお悩みはございませんか? お風呂は毎日使う場所ですので、気持ちよく使いたいですよね。しかしお風呂場は湿度・温度が高くなりやすい環境のため、カビや汚れもつきやすく、気を付けていても年数を重ねるごとに気になる場所が増えてきた、という方はのではないでしょうか。またカビなどはアレルギーを引き起こすこともあり、一度できてしまうとなかなか全てを取り除くことが難しいため、リフォームで一新したいと考えている方も増えています。そのようなお悩みをお持ちの方にオススメなのが、お風呂のパネルのリフォームです。お風呂のパネルを交換することでしつこいカビなどの汚れも一新でき、お風呂の雰囲気を変えることもできます。今回は低予算でお風呂のリフォームを考えているという方に向けて、お風呂のパネルのリフォームについて、弊社の実例を交えながら内容の紹介をしていきます。

お風呂パネルをリフォームするメリットとは?

お風呂のパネルをリフォームすると聞いても、具体的に想像しにくい部分もありますよね。また実際にリフォームする際にも、パネルを新しくすることのメリットをしっかりと知っておくことは大切です。ここでは、お風呂のパネルをリフォームすることにより得られるメリットについて解説をしていきます。戸建て住宅や分譲の所有者だけではなく、水回り設備をきれいにして需要を高めたいと考えている大家さんなどにもオススメな内容となっていますので、是非参考にしてみてくださいね。

低価格で雰囲気を変えることができる

お風呂のリフォームは、ユニットバスの交換となると平均予算が100万円ほどになることがあります。ハイグレードのユニットパスタイプや、浴室乾燥機などの便利なオプションを付けることで、総額150万円~200万円ほどになることも珍しくありません。そのためお風呂のリフォームと聞くと「なかなか手が出ない」と思ってしまう方も多いですが、部分的なリフォームをすることで低予算で雰囲気を変えることができます。特にパネルは視界に入る面積も多く、リフォームしたことによる雰囲気の違いを他の部分よりも感じやすい部分です。具体的なパネルのリフォーム費用は10万円~30万円ほどと、お風呂全体をリフォームするより低価格で工事をすることができます。

カビ・汚れを取り除くことができる

お風呂のパネルに付着したカビや汚れは、業者が清掃に入っても完全に0にすることは難しいケースもあります。しかしリフォームを行うことでパネルそのものが新しくなるため、カビや汚れも一緒に取り除くことが可能です。カビや汚れがなくなり新しいパネルになると、お風呂の清潔感も増しますし、気になる健康被害のリスクも低減することができます。

建物の価値が向上する

部分的なリフォームであっても、新しいものに変えたりより性能のいいパネルに変えることで、物件の価値が向上することがあります。少しでも物件の借り手が「清潔感があっていいな」「借りたいな」と思う部分を増やすことで入居率を上げることができ、物件売買の際にもリフォームをしてある家の方が有利です。そのため投資のために物件を保有している大家さんにとっても、リフォームをして価値を高めるという部分には大きな意味があります。

お風呂のパネルは防水性能の高い素材であるものの、耐久年数を超えて使用していると、パネルの繋ぎ目やひび割れなどにより水漏れが発生することがあります。しかしパネルのリフォームを行うことで、新しいパネルに交換するため、耐久性を維持することができます。すでに水漏れが発生していても、パネルを取り外すことで内部の修理が簡易化され、より正確に水漏れ箇所を特定し適切な修理をすることができるようになります。

劣化したお風呂のパネルは、汚れが落ちにくかったり、劣化により生じた隙間に汚れが入り込んでしまうことが多いです。しかしパネルを交換することで、簡単な掃除でも汚れを落とすことができるようになり、日々の掃除による負担を軽減することができます。掃除を楽にしたいといった要望があれば、艶感のあるパネルを選ぶことで叶えることができますよ。

お風呂パネルをリフォームするデメリットとは?

お風呂パネルをリフォームすることで、多くのメリットを得られることが分かりました。しかし、お風呂のパネルだけをリフォームすることにはデメリット面も存在します。リフォームで「失敗した」とならないように、これから解説するデメリット面を知り、リフォームを行う上での注意点として覚えておくようにすると安心です。

全体の統一性が失われやすい

部分的なリフォームは、既存のデザインとの統一性が失われやすいです。そのため、既存のデザインを考慮せずに気に入ったパネルを入れてしまうと、パネルだけが浮いたデザインになってしまうことがあります。新しいパネルを選ぶ際には、色や質感、デザインなどが既存のデザインに合うかをよく吟味しましょう。部分的な新しさを重視するのではなく、全体を見て調和するかを確認することが大切です。

お風呂全体の劣化問題には対応できない

パネルをリフォームすることで、お風呂の雰囲気を一新しカビ問題などの解決をすることは可能ですが、カビや劣化がお風呂全体に及ぶ場合はパネルのリフォームだけでは解決しません。カビは石鹸などを置くカウンター裏や、天井、床、浴槽など幅広い場所に繁殖します。そのため、パネルを交換しただけではカビによるトラブルの根本的な改善につながりません。お風呂全体の汚れや劣化問題を解決するためには、部分的なリフォームではなく全体的なリフォームを行う必要があります。

機能性の向上は期待できない

お風呂のリフォームではお風呂としての機能性を高めるために、水を弾きやすい床材にする、暖房器具などを付ける、カウンターを増やすなどを行うといったリフォームも人気です。しかしパネルだけの交換では、見た目に大きな変化は出るものの機能性の向上は期待できません。そのため、今現在解決したい悩みが機能性の面である場合は、パネル以外にも追加でリフォームをしなければいけません。予算がある程度あるという方であれば追加の工事をすることで悩みを解決できます。しかし予算が決まっている中で部分的なリフォームを検討している場合は、パネルを優先するか他の部分を優先するかなどをリフォームの工事場所を検討し、予算に応じて選択する必要があります。

施工実例から学ぶお風呂パネルのリフォーム!

ここまででお風呂のパネルをリフォームすることによるデメリット面についても、知っていただくことができたかと思います。また実際にお風呂のパネルをリフォームしている人は、どんな工事を行っているのか気になるという方も多いのではないでしょうか。実際の現場では、お風呂パネルのみのリフォームを行うのは稀なケースで、パネル面にある水栓なども一緒に変えるのが一般的です。そのため最後に、ここからはより現実的な施工実例を参考しながら、お風呂パネルのリフォーム効果について解説をしていきます。是非リフォームの参考にしてください。

施工実例①:タイルからパネルへリフォーム

船橋市にお住いのお客様の住宅にて、リフォームを行った実例のご紹介です。お客様のご要望は、「お風呂のタイルが割れていてなおしたい。ユニットバスは高いので費用を抑えれる工事を提案してほしい」というものでした。ビフォーの状態でも十分きれいな状態ではあるものの、タイルは割れやすくタイルの溝に汚れも付きやすいというデメリットがあります。そのため今回は、タイルの壁からパネルにリフォームしました。また浴槽、カウンター、証明、床材を交換することでまるで新しくユニットバスを設置したかのような見た目に生まれ変わりました。このように部分的なリフォームを組み合わせることで、お風呂の雰囲気を変えるだけではなく新築のようなお風呂に生まれ変わらせることが可能です。

施工実例②:賃貸用に低予算でのリフォーム

杉並区にお住いのお客様の住宅にて、リフォームを行った実例のご紹介です。こちらのお客様は「予算を抑えて、浴室を賃貸用に綺麗にリフォームして欲しい」といったご要望でした。ユニットバスは高額になってしまうため、今回は既存のタイルに上からパネルを貼り付け、上部は塗装を行うリフォームを行っております。既存のタイルの上から貼るため撤去費用がかからず、かつ見た目をきれいにすることが可能です。給湯器パネルを設置し、床材をパネルの色に合うものにすることで統一感も生まれ、低予算で清潔感のある水回りに生まれ変わりました。

お風呂のパネルを変えるだけでも、ガラッと雰囲気が変わると知っていただくことができたのではないでしょうか。一方で、どのお風呂でも同じような内容の工事ができるかと言われると、実はそうではありません。状況によって実施できる工事の内容や、取り付けることができるパネルの種類なども変わってきます。そこでここでは、お風呂パネルのリフォームで失敗しないためにも、注意していただきたいポイントについていくつかまとめました。お風呂のパネルのリフォームを検討している方は、ぜひこれからご紹介する内容も参考にしてみてくださいね。

お風呂のパネルの交換を検討される方の多くが、既に新築もしくは前回のリフォームから時間が経過していることが多く、お風呂全体が劣化していたり水漏れが発生していることもあります。そのため、劣化や水漏れ症状がある場合は、リフォームではなくまずは現状の調査と修理を先に行ってからリフォームといった順番になります。安全性の面から劣化や水漏れ症状を無視したまま希望している工事だけをする、というのは、あまりオススメできません。劣化や水漏れ症状があるお風呂や、築年数が20年以上経過している住宅のお風呂は、リフォーム費用の他に修理費用の予算も組み込んでおきましょう。

パネルからパネルへの変更であれば、既存のパネルを取り除いて下地を整えてから、新しいパネルをはり付けるといった工程になります。しかし既存のお風呂の壁がタイルの場合、タイルの上からパネルをはり付けるカバー工法もかのうです。ただしカバー工法の場合は、タイルの状態によって左右されます。軽度な劣化やひび割れ程度であれば補修をしてパネルを取り付けることが可能ですが、タイルの状態が悪い場合は、タイルをすべて取り除いたうえで施工する必要性が出てきます。タイルは耐久性が高い素材ではあるものの、強い衝撃に弱い一面もあるため、物をぶつけたりしてかけている部分がある場合は注意が必要です。カバー工法の実施が可能か、事前に業者に相談しておきましょう。

お風呂のパネル交換には下地補修が大切だとお伝えしてきましたが、実はユニットバスの場合は元々枠組みがあるため、下地補修が必要ない場合が多いです。一方で、在来工法のようなパネルだけの取り外しや取り付けが不可能であるため、一度全ての部品を解体する必要がでてきます。そうのうえで、パネルを交換してシーリング材を使用しながらはり付けていく作業が必要になります。またもう一点注意していただきたいのが、ユニットバスの場合は規格のパネルサイズが指定されているため、規格のあるパネルから選ぶ必要があります。

施工する業者がパネルの交換作業や水回り作業に慣れていない場合、施工不良による水漏れなどのトラブルが発生する可能性があります。そのため、お風呂のパネル交換を依頼する業者が、経験・知識ともに持ち合わせているか確認することも大切です。業者のホームページには、作業員の保有資格や作業実績などを紹介しているところも多いため、積極的に業者についての情報収集もしていきましょう。口コミサイトなども併せて確認をしておくことで、実際に施工してもらった人の意見や感想を知ることができるため、時間がある方はぜひ口コミなども調べておきましょう。

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近年はリフォーム詐欺と呼ばれる詐欺が増加傾向にあり、お風呂の部分的なリフォームにおいても実際に被害に遭う可能性があります。そのため、今一度業者の情報を確認したり、不審な点がないか確認しておくようにしましょう。最近の悪徳業者は詐欺手口も巧妙化しており、若い人でも詐欺被害に遭っている報告があります。詐欺から身を守るためには、例え部分的なリフォームであっても複数の業者に相見積もりを依頼して、見積もり内容の精査や業者の対応の違い、工事内容の確認を慎重に行うようにしましょう。

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まとめ

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